リンパ液の流れが滞りやすい理由
平塚・横浜
リンパケアと腸セラピーのサロン
~ラ・ローズ~
セラピストの瑞子です。
今回は、「リンパ液の流れが滞りやすい理由」について、なるべく端的に分かりやすくご説明していきたいと思います。
皆さまの身体の中では全身に血液とリンパ液が流れています。
サクッと説明すると、血液は全身に栄養や酸素を届け、ついでに老廃物も回収しています。
そして、リンパ液は血液が回収し切れなかった老廃物を回収して、体外に排出してくれます。
しかし、血液と違いリンパ液には、「滞りやすい」とういう弱点があります。
では、なぜリンパ液は滞りやすいのでしょうか?
リンパ液の流れが滞りやすい理由は流れがゆっくりだから
血液は心臓がポンプとなり勢い良く流されてます。
一方、リンパはリンパ液を流すポンプがないので、筋肉の動きだったり、呼吸や血液の拍動などによってゆっくりと流れてるため滞りやすいのです。
血液は約1分間で身体を1周するのに対し、リンパ液は1分間で約30cmしか流れません。
なので、乱れた食生活やストレスなどで老廃物がたまると、すぐに渋滞状態になってしまうのです。
また、加齢による筋肉の衰えなどから更に流れは遅くなり、そして滞りやすくなります。
まとめ
リンパ液は、全身を流れながら体内の老廃物を回収し体外に排出してくれる役割を担っています。
しかし、リンパ液の流れは、筋肉の動きだったり、呼吸や血液の拍動などによってとてもゆっくりと流れてるため滞りやすいのです。
なので、運動して筋肉を動かしたりしないと、リンパ液は更に滞りやすくなります。要するに、リンパ液は、他力本願で流れてるということですね。
「足が浮腫んだ」と思ったら自分で足をマッサージする方もいらっしゃると思いますがこれも外部からの圧(他力本願)でリンパを流す行為となります。
これを、専門にやるのがリンパケアですね。
次回は
リンパ液の流れが滞ってしまうとどうなってしまうのでしょうか?
次回は、リンパ液の流れが滞ることでおきる症状について、ご説明させていただきたいと思います。